Legare 719

CL 16round Real Madrid 1-0 Juventus

REA : 31'pt Helguera

JuveはNedvedが戻りいつもの4-4-2、対するMadridはGravesenを中盤の底に置いた4-1-3-1。立ち上がりこそ、Madrid攻撃陣を抑え、効果的にカウンターを仕掛けられていたが、Salgadoの負傷で投入されたBravoとのバッティングで、脳震盪をおこしたNedvedが負傷交代すると、ここ数試合のカンピオナート同様、中盤がまったく機能せず一方的なMadridペースへ。

それまでCamo、Zebina、Blasiの3人でチェックしなんとかZidaneを押さえ込んでいたが、前からプレスがかけられなくなった分、絶妙なポジションをとるRaulへの縦パスを通されるようになり、結果サイドのZidaneに高い位置でボールキープされてしまう。そして先制点はZidaneの得たFKから。Beckhamの入れたゴールへ向かうボールを、Helgueraがバックヘッドでネットへ流し込み、前半は1-0で終了。

後半に入ってもMadridの支配から逃れられず、最終ラインの踏ん張り、Buffonのファインセーブなどでなんとか凌ぎながら、単発のカウンターを狙う苦しい展開。Zlatanの向えた決定的なシーンもCasillasを破ることが出来ず、試合は1-0のまま終了。Awayゴールをあげるには至らなかったが、あれだけ一方的な展開で、最小得点差の敗戦なら「結果」には納得すべきライン。第2戦に望みが繋がった。

2年前のAway、Barca戦のような一方的で見ていて疲れる試合。Raulのシュートがバーを叩いたシーンでの悔しがりザマも、あの試合でのEnrique思い出したし。Zalayeta投入の瞬間チト期待したんだけど、Biriが足りなかった。正直Oliveraの散々な出来で3-0あたり覚悟したんで、1-0には満足。

MadridもJuve同様いい噂聞いてなかったんで、前線の力落ちてんのかな？なんて期待してたんだけど、Raul、Zidaneはやっぱヤバスギ。Figoのトップ下も想像以上に機能してたし、Gravesenも十分嫌な選手だった。Beckham以外の中盤の選手が一人でもこっちにいたら、JuveもFWにまともなボール入るんだろうな。とか思ったり。

ホント、Nedved一人不在でここまでレベル下がるのは勘弁してほしい。Capelloにとって安易に選んだっぽい4-4-2ってシステムも問題なんだろう、バックの枚数はともかく、縦は4ラインにしないと、Nedved依存からくる、中盤と後ろのバランスの悪さは解消されそうにない。JuveはSacchiに下準備してもらったMilanとは違うんで。采配（選手交代）の上手くない監督ってのは見ててイライラする、Lippiの後だし。

• Real Madrid (4-3-1-2): Casillas 6.5, Salgado Sv (9' pt Raul Bravo 6), Helguera 7, Samuel 6.5, Roberto Carlos 6, Beckham 6.5, Gravesen 6.5, Zidane 6.5, Figo 6, Raul 6, Ronaldo 6 (31' st Owen sv). Allenatore: Luxemburgo 7
• Juventus (4-4-2): Buffon 7, Zebina 5.5, Thuram 6, Cannavaro 7, Zambrotta 6, Camoranesi 5.5, Blasi 5.5 (24' st Tacchinardi sv), Emerson 5.5, Nedved 5.5 (34' Pt Olivera 5), Ibrahimovic 5, Del Piero 5.5 (36' st Zalayeta sv). Allenatore: Capello 6

from RAI SPORT

2005/02/23 (Wed) | Juventus Risultati | Post a Comment | TrackBack